初戦の壁

7月22日、久宝寺緑地で大阪中学校優勝ソフトボール大会が行われました。

初戦はVS佐野中。

6月に一度対戦し、勝利した相手です。

相手チームの選手や特徴が分かる反面、相手は前回の雪辱を果たしにやってくる、そんな予感がしていました。

試合スタート。

いきなり佐野中から1ホームラン。

箕面3中も負けじと1ホームランで同点に追いつきます。

しかし、佐野中は前回と違っていました。

上級生が下級生に向ける注意、声かけ、失敗したときのフォロー、そして何より気持ちの強さ。

自分たちが“勝つ“、その思いがどんどん高まり、勢いがチャンス呼び寄せ、ものにする勝ちの流れに持っていきます。

さらに追加ヒットで1点、さらにダメ押しの2点。

これに対し、箕面3中は守備で応えますが、少しでも綻びが出てしまうと、そこからどんどん力が失われます。

選手たちは自分の仕事で頭がいっぱい。

声かけも少なくなります。

チームメイトを支える余裕も無くなります。

本来はすぐに切り替え、立て直し、自分のプレーでチームを奮い立たせることが必要です。

それができなくて、4対1で逃げきられた現実。

チャンスは必ず訪れます。

それをものにするかどうかは日ごろの心がけ、態度が作ります。

当たり前にチームで活動できている事は当たり前じゃない。

その当たり前を作ってくれる他の人の気持ちに目を向け、気持ちを合わせていけば、チームは変わっていくと思います。

起きている事はすべて正しい。

現実から目を背けずに、この経験をバネにして次につなげていって欲しいです。

強いだけなら、すぐにポキッと折れてしまいます。

しなやかなチームになれるよう、期待を込めて願っています。

箕面エルフリーデ ソフトボールクラブ

北大阪 北摂地域で活動する女子中学生の為のソフトボールクラブです。

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